ゴールドコーストにはいたるところに動物病院があります。ただし、多くの病院は町の獣医さん的な個人病院だったりします。ちょっとした病気や怪我、去勢手術やマイクロチップの装着といったことにはこれらの動物病院でことたります。
実際、我が家の犬も予防接種や腹を下したといった軽い症状の病気の時は、家の近くにある Greencross Vets に連れてっていってます。
ただし、命に係わる怪我や病気に関しては専門動物病院に掛かりつける必要があります。仮に町の獣医さんの所に行っても、応急処置をした上で専門病院を紹介されるだけなので、大きな怪我等の場合は初めから専門病院に行った方が無難ですね。
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実は我が家の犬、小さい頃に車にひかれてしまいました。
(その時のことはまた改めて書きたいと思います)
その時はどうして良いのかわからず、近くの緊急動物病院(Emergency Vet)をネット検索して連れて行きました。ですが、結局そこでは応急処置しかできず、時間帯も遅かったことから当日はその病院に入院させ、翌日別の専門動物病院に連れて行くことになりました。
すぐに治療ができないのはペットにとっても凄い負担ですし、さらには治療ができないのに当然高額な治療費(応急処置の費用)は請求されるので、財政面でもかなりきついです。
なので、僕みたいに自分の犬になにかが起こってから調べるのではなく、事前に動物専門病院の存在を知っておくことが大切だと思いましたので、今回ゴールドコーストにある動物専門病院についてまとめてみました。
最先端設備のある動物専門病院
ゴールドコーストにある最先端設備のある動物病院を3つ程紹介したいと思います。
なお、僕自身が実際に利用したことがある病院は1番目に紹介している病院のみです。
2番目、3番目は人伝に専門的診察ができると聞いただけですのであしからず。
Veterinary Specialist Services
こちらの病院は4か所に拠点を持っており、ゴールドコーストにあるのが Carrara Hospital になります。
診療科は下記のように分かれており、この診療科の多さからも専門病院であることがわかります。
- Surgery / Anaesthesia(手術/麻酔)
- Internal Medicine(内科)
- Adv. Diagnostic Imaging(アドバンス 画像診断)
- Ophthalmology(眼科)
- Intensive Care(集中治療)
- Oncology(腫瘍学)
- Cardiology(臓病学)
- Dermatology(皮膚科)
- Dentistry(歯科)
- Physiotherapy(理学療法)
- Emergency(救急外来)
- Advanced Nursing Care(高度介護医療)
- Feline Medicine(猫の医療サービス)
一つの動物病院でここまで細かく診療科が分かれているのは、僕は初めて見ました。
そして、この病院が我が家のワンコが交通事故にあったときにお世話になった病院です。
Animal Welfare League Queensland(AWLQ)
こちらの病院はブリスベン、ゴールドコースト、イプスウィッチの3か所に拠点を持っており、ゴールドコーストにあるのが Gold Coast Veterinary Clinic です。
オーストラリアチャリティー財団に属しており、動物の健康と命の尊厳を守り、社会の中ですべての動物が尊重されることを目指している団体により運営されています。
高額なペット医療費に対する支払い能力がない人でも、全ての治療が受けられるようにしているようです。このため、通常の動物病院よりは治療費が安いはずです。
我が家の愛犬が交通事故にあって、その時ワンコを持ち上げたときに僕は手を思いっきり噛まれました。そのため、僕は近くの病院で破傷風の注射を打ったのですが、そこの病院の先生がおススメしてくれた動物病院がAWLQです。その先生もAWLQは治療費が安いとおっしゃっていました。
Gold Coast Vet Surgery
サーファーズパラダイスの近く(ゴールドコーストハイウェイ沿い)にある動物病院。
ゴールドコーストでは唯一のオーストラリア小動物獣医協会 (ASAVA)より認定を受けている動物病院です。質の高い治療を実現するために、スタッフは経験豊富な獣医師で構成されており、研修生や学生は採用していないそうです。
実際に受診したことはないですが、ホームページを見る限りは良さそうです。
また、口コミの評価がとても高いので、本当にいい動物病院だと思われます。
サーファーズパラダイスやブロードビーチに住んでいる人にとってはアクセスも良いのではないでしょうか。
動物専用救急車の連絡先
動物が怪我をしたり病気になったりした時に、自分の車で病院に連れて行ければよいのですが、必ずしもそれができるとは限らないですよね。僕も血だらけのワンコを毛布にくるめて、暴れないように抱えて運ぶことにしたので、自分では車の運転はできませんでした。その時はすぐ近くに友達がいたので、その人に運転をお願いしました。
自分で車を運転することができず、また家族や知り合いに運転をお願いできない場合は、専用救急車を手配して病院にペットを連れて行きましょう。
Gold Coast Animal Ambulance
TEL 0400 484 484
24時間年中無休
費用:最低$140(料金は時間距離併用制)
※緊急でない場合はUber Petを利用しよう
通常のUber配車料金にプラス$6でペット同伴可能なUberを手配できます。
ただし、交通事故の場合は利用することが難しいと思われます。
最後に
犬猫を飼っている人にとってできることであれば無縁であって欲しい内容ですが、その一方で万が一自分が飼っている犬猫が事故にあったり大病を患った場合、どうしたら良いのかパニックにならずにこの記事を思い出して適切な行動をとって欲しいものです。
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