オーストラリアで仕事がなかなか見つからないときや、プラスαの収入が欲しいときにおすすめなのが、UberEatsの配達パートナー。
誰でも簡単に登録できて、すぐに始められるのが魅力です。
配達の仕事は、自分のペースで好きな時間にできるので、スキマ時間を有効に使いたい方にもぴったり。
今回は、そんなUberEats配達パートナーに興味がある方に向けて、「始める前によくある疑問」や「登録時の注意点」などをFAQ形式でまとめてみました。

これから始めたいと思っている方、興味はあるけれど何から始めればいいかわからない方の参考になれば嬉しいです。

Uber Eats 全般に関するFAQ
「Uber Eats 配達に興味はあるけど、実際はどうなんだろう?」
そんな風に感じている方も多いはず。
始める前によくある疑問や不安について、FAQ(よくある質問)形式でまとめました!
❓ Q. Uber Eats配達をやるメリットはなに?
A. 好きな時間時稼げる、すぐに稼げる(週払い)、土地勘がつく
メリットは色々あるが、もっとも魅力的なのは好きな時間にすぐに稼げることではないでしょうか。

例えば、カフェで昼間働いている人であれば、夕方2時間UberEats配達をするだけで、1週間分の家賃は簡単に稼げます。
❓ Q. 英語が苦手でもできる?
A. 問題ありません。
英語はレストランで商品を受けとる時(注文番号を伝える)、お客様にお届けする時にしか使用しません。
ちなみに、最近は置き配が多いためお客様と直接お会いすることもかなり少ないです。
初歩的な英語さえできれば、まったく問題ありません。
❓ Q. 自転車での配達も可能?
A. はい、可能です。
運転免許証不要。体力に自信がある方におすすめです。

❓ Q. 自転車と電動自転車、どちらが稼げる?
A. 電動自転車の方が稼げます。
Uber Eats 配達の報酬は配達回数と配達距離で決まります。
ガッツリ稼ぎたいのであれば、いかに効率よく配達回数を増やすかが重要です。
このため、電動自転車の方が圧倒的に有利になります。
ただし、持久力と脚力に自信がある場合は自転車でも十分稼げると思います。
❓ Q. 実際、どれくらい稼げるの?
A. 配達手段(自転車、バイク、車)やどれだけ稼働するかによる。
Uber Eatsの配達は1回あたりで$7~10くらいの金額が稼げます。
距離や移動手段にもよるが、自転車以外であれば1時間に3~4回くらいの配達が限度です。なので、時給で考えると$25~35くらいになります。

ただし、期間限定の報酬クエスト(一定回数を配達するともらえるボーナス)が発生すると、稼げる額は一気に増えます(時給$40も可能)。
また、食べ物を配達するので、飲食店の営業時間しか配達依頼はありません。
このため、14時~17時の時間帯や、20時以降はほとんど依頼が来ません。
なので、一日の中で稼働できる時間はある程度かぎられることも理解しておきましょう。
それでも、Uber Eatsの配達ガチ勢であれば、週$1,200~1,500くらいは稼げます!

『SNSで週$2,000稼げます!』といったものをたまに見ますが、それは配達のみの報酬ではなく、紹介制度による報酬も含まれている場合がほとんどです。
❓ Q. 学生ビザでも働ける?
A. 可能だが制限あり。
学生ビザは週48時間の就労制限があるため、時間管理に注意しましょう!
オーストラリアの学生ビザ(サブクラス500)をお持ちの方は、学期中に1フォートナイト(2週間)あたり最大48時間まで働くことが許可されています。 この制限は、雇用形態に関係なく適用されるため、ABN(Australian Business Number)を使用して個人事業主として働く場合でも同じです。
学期中にこの労働時間制限を超えると、ビザ条件の違反となり、ビザの取り消しなどの重大な結果を招く可能性があります。
ただし、公式に認められた休暇期間中は、無制限に働くことが許可されています。

Uber Eats 登録に関するFAQ
Uber Eats 配達パートナーの登録はとても簡単ですが、途中で迷ってしまう方もいます。
そこで今回は、登録に関する「よくある質問(FAQ)」をまとめました!
これから登録しようとしている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
❓ Q. 登録に必要な書類は?
A. 以下の書類が必要になります。
- パスポート
- 有効なビザ(VEVOチェック)
- ABN(個人事業主登録)
- オーストラリアの免許証、または日本の免許書+NAATI翻訳(バイク/車利用の場合)
- 車のレジストレーション(バイク/車利用の場合)
- ポリスチェック

免許書のNAATI翻訳費用や、ポリスチェック費用などの領収書は全て保管し、タックスリターン時に経費申請しましょう!
❓ Q. ABNってなに?どうやって取るの?

A. Australian Business Number(事業者番号)です。
個人事業主として働く上で、取得が必要です。
オーストラリア政府公式サイトで無料取得できます。
❓ Q. 国際免許証でも登録できる?
A. 登録できません。
車やバイクで配達する場合、『オーストラリアの運転免許証』、または『日本の運転免許証+NAATI翻訳』が必要です。
Overseas drivers Licence in Australia
Uber Eats welcomes the use of overseas driver’s licences in NSW, VIC, QLD, ACT, SA and WA for delivery people who choose to deliver with a car.
Eligible Delivery People who hold a temporary visa and a valid full overseas driver’s licence will be able to deliver via car if they meet all other requirements.
Delivery People who choose to deliver with a motorbike/scooter will be required to hold a full Australian driver’s licence.
『日本の運転免許証+NAATI翻訳』で登録すある場合は、Uberカスタマーセンターに電話またはチャットで登録依頼をする必要があります。
❓ Q. 登録にはどれくらい時間がかかりますか?
A. 1~2週間程度かかります。
各種登録、ポリスチェック、配達バックの手配などを含めて1~2週間程度かかります。
❓ Q. 登録後の審査に時間がかかるのはなぜ?
A. 以下の原因が考えられます。
- 書類に不備がある(例:免許の期限切れ)
- 登録メールの承認ができていない(迷惑メールボックスを確認しましょう)
- 需要が低い地域で審査が一時停止中
あまりにも遅い場合は、Uberカスタマーセンターに電話またはチャットで問い合わせましょう!
❓ Q. 税金はどうなる?タックスリターンは必要?

A. タックスリターンは毎年必要です。
Uber Eats 配達員は「個人事業主」として扱われます。
このため毎年Tax Return(確定申告)が義務になります。
タックスリターンの際にはUber Eats配達の仕事に関連したものは全て経費として申告できるので、領収書(レシート)はしっかり保存しておきましょう!

Uber Eats配達員であれば、以下の物が経費として申告可能な場合があります!
ポリスチェック費用、スマホ本体(購入した場合)、電話代、自転車(新品、中古どちらも可)、ガソリン代(バイク、車使用の場合)、レインコート、懐中電灯など
❓ Q. 日本でもUber Eats 配達をしていたが、アカウントは引き継げる?
A. 引き継げません。
Uber Eats 配達パートナーへの登録は、国が変わるごとに登録しなおす必要があります。
既に日本でUber Eats 配達をしていた場合は、新しくアカウントを作り直しましょう!

Uber Eats配達の仕事開始後のよくある疑問
Uber Eats 配達はフリーランス的な働き方なので、基本的に孤独です。
「誰にも聞けない」といった不安を抱えてる人も多いです。
以下は、うまくいかない時・失敗した時によく出てくる疑問です。
❓ Q. 配達注文が思いのほか入りません。どうすれば稼げますか?
A. 場所と時間帯を選んで配達をするように心掛けましょう。
ランチタイム 11:00~14:00
ディナータイム 17:30~20:30

朝はカフェの近く、21時以降はファーストフード店の近くであれば比較的注文が入りやすいです
稼げる日
・天候が悪い日
・テレビ中継のあるスポーツイベント(ラグビーの試合など)がある日

寒い日や雨が降っている時は皆さん、外にわざわざ行きたいと思わないですよね!?
そういう日にUberEatsの注文は多く入ります!
・繁華街の周辺
・オフィス街の周辺
❓ Q. Uber Eatsの配達で注意すべきことはある?
A. 盗難や交通違反に注意しましょう!
オーストラリアでは、自転車やスクーターの盗難がよくあります。
ほんの数分でも油断すると盗まれてしまうことがあります。
- 夜間や人の少ない場所では、できるだけ目を離さないようにしましょう。
- お店に注文を取りに行くときや、配達先の家の前でも、必ず鍵(キーロック)をかけましょう。
バイクや車を使って配達する場合は、交通ルールの違反に注意してください。
警察やカメラによる取締りがとても厳しいです。
- シートベルトを必ず着用しましょう。短い距離でも忘れずに。
- 運転中のスマホ操作は禁止です。
ナビを見るときも、必ずホルダーにセットして使いましょう。 - スピード違反には要注意! 数キロオーバーでも罰金になることがあります。
- 配達先で停車するときは、駐車禁止エリアに停めないようにしましょう。
違反すると高額の罰金を取られることもあります。 - 車・バイクから離れる時は必ず鍵をかけましょう。
❓ Q. 車での配達中にスピード違反をしてしまいましたが、どうにかならないでしょうか?
A. 罰金を納めるしかありません。
してしまった違反に関しては、受け入れるしかありません。
とにかく安全運転、法令順守で運転するように気をつけましょう!

Uber配達アプリのナビではスピード取締り機の場所を教えてくれます。
ですが、これはあくまでも常設カメラのみであり、移動式には対応していません。
なので、スピード超過には常に注意するようにしましょう。
❓ Q. 注文したものが入っていないとお客様に言われた…
A. お客様ご自身でUberカスタマーセンターに連絡するように伝えましょう!

レストランでの商品入れ忘れって結構多いです。受け取る際に個数を確認するようにしていても、袋などに入っている場合は確認のしようがありません。
そういう時は以下の英語でお客様に伝えましょう!
I’m sorry, but I’m just a delivery person, so I can’t help with missing items.
Please contact Uber Eats customer support through the app for help.
They will take care of it for you.
申し訳ありませんが、私はただの配達員なので、商品の入れ忘れには対応できません。
お手数ですが、Uber Eatsのアプリからカスタマーサポートへご連絡ください。
サポートが対応してくれます。

📌 重要ポイントまとめ
- UberEats 配達は好きな時間に働けるのが魅力!
シフトなし&自分のペースで働けるから、ライフスタイルに合わせやすい! - ワーホリ・学生ビザでもOK
学生ビザは週の労働時間に上限があるけど、その範囲内なら自由に配達できます。 - 自転車よりも電動・バイク・車の方が稼げる!
長距離配達や件数をこなすには、移動手段も大事。効率よく稼ぎたいなら電動やバイクがオススメ! - 登録で迷ったらすぐ相談!
Uber Eats 配達パートナーの登録中に困ったことがあれば、カスタマーセンターにチャットまたは電話で問い合わせればすぐに対応してくれます。