日本における子供の習い事ランキング上位(ほぼ毎回1位)に毎回入ってくるのが水泳です。全身の筋肉を使うため丈夫な体作りができるだけではなく、心肺機能も鍛えられるので、根強い人気を誇っています。
オーストラリアは自宅やアパートメントにプール設備があるところが多いので、家で練習する子も多いようですが、それでもちゃんとしたフォームで泳げるようになるため、スイミングスクールに通う子も多いです。それにゴールドコーストは海のレジャーが人気なので、やはりちゃんと泳げると安心ですからね。ということで、我が家も息子をスイミングスクールに通わせていました。
ゴールドコースト内に数あるスイミングスクールの中で、アクセス面からアクアティックセンターに通わせていたので、今回はここの紹介をしたいと思います。
アクアティックセンターのスイミングスクールのHP☟場所と設備
場所はAustralia Fair 近くのGold Coast Hwy沿い。
車でHwy走っていると海側にプールと建物が見えるので、とってもわかりやすい所にあります。
プールは全部で6つ。
屋内2つ、野外に4つ。
こちらが、屋内のプール。幼児コース、および児童コースの初級クラスが練習するプール。
レーン毎にクラスが分かれていて、子供が練習してます。
野外には競技用のプールが3つに、飛び込み練習用のプールが一つ。
児童コースで使用するプールは、この下に写っているのを使用。
こちらは8レーンある50mの競技用プール。
東京五輪代表選手に内定した池江璃花子選手がゴールドコーストに合宿に来ていたことは有名ですが、その時にアクアティックセンターでバタフライの練習していたようです。たぶんこのプールで練習していたのではないかと思われます。
レベル別のコース一覧
4つの幼児コースとレベル1~6までの児童コースに分かれています。
各コースの概要は下記の通り。
ちなみに昇級試験等はなく、インストラクターがOKと言えば、次のコースに上がれます。
幼児コースのプログラム
- ヒトデ
- 生後4~8か月の幼児クラス
- 親と同伴
- タツノオトシゴ
- 生後9~18か月の幼児クラス
- 親と同伴
- タコ
- 生後18か月~3歳の幼児クラス
- 息継ぎの練習
- キックの練習
- 魚
- 2~4歳の幼児クラス
- 息継ぎの練習
- 潜水の練習
- フロントキックとバックキックの練習
児童コースのプログラム
- カニ
- 息継ぎの練習
- フロントキックとバックキックの練習
- カメ
- バタ足の練習
- 背泳ぎの練習
- ビート板を使ったクロールの息継ぎ練習
- トビエイ
- クロールの練習
- 平泳ぎの練習
- ドルフィンの練習
- イルカ / シャチ / ハンマーヘッド (ここから野外のプールを使用)
- クロールの練習
- 背泳ぎの練習
- 平泳ぎ
- ドルフィンの練習
各コースはインストラクター1人に対して、生徒が3~5人くらいついている感じです。
イルカ以上のコースでは、指示された泳法でひたすら25mプールを泳ぐ感じになります。
この辺は日本とあまり変わらない気がしますね。
スイミングスクールの料金
日本だと週一回約1時間のレッスンで月謝5,000~8,000円くらいが相場らしいです。
一方、オーストラリアはというと月謝という考え方ではなく、2週間で$〇〇とか、5回分で$○○といった感じで料金設定されているところが多いです。
ちなみにアクアティックセンターの料金体系はこんな感じです。
レッスンタイプ | 2週間分の会費 | 1回分の料金 (30分換算) |
---|---|---|
1回(30分x1)/週 | $38 | $19 |
2回(30分x2)/週 | $64 | $16 |
3回(30分x3)/週 | $88 | $14.6 |
個人レッスン(30分) | $51/回 | $51 |
個人レッスン(60分) | $77/回 | $38.5 |
基本1レッスンが30分です。
レッスン開始と同時に泳ぎ始めるので、準備運動等は開始前に各自でやっておく感じになります。ただし見ていると、屈伸運動とかストレッチといった準備運動をしているオージーは一人も見かけません。もしかしたらオージーには準備運動という概念がないのかもしれないですね。
料金は週1回のレッスンで2週間分で$38なので、高いですね。
仮に1ヵ月4週間あったとして、週一回1時間のレッスンに換算するとその料金はなんと月$152になってしまいます。日本のスイミングスクールの費用と比較すると激高です!
スイミングスクールを続けるべきか躊躇しちゃいそうになります。
退会・休会の通知
スイミングスクールを退会・休会する際には2週間前に事前通知が必要になりますので、注意しましょう。
我が家でも冬は寒すぎるのでしばらく休会したいと伝えたところ、問題なく受け入れられましたが、あと2回(2週)分はレッスンがありますと言われました。
寒いから休むことにしたのに、あと2週も通わないといけないのは結構きついです。
退会・休会する場合は早めに伝えるようにしましょう。
駐車場
駐車場は1時間当たり$2.4(月曜~土曜:9~19時、日曜:9時~17時)ですが、スイミングスクール生になると2時間まで無料で駐車場が使えるようになります。
オーストラリアのスイミングスクールの現状はいかがだったでしょうか。
練習が1回30分とかなり短めなのが日本と大きく違うところですね。
また、費用が日本と違ってかなり高めですね。これはやはり人件費が高いから、レッスン費も高く設定せざるを得ないのかもしれないです。
アクアティックセンターはゴールドコースト市が運営しているので、他よりも安いのかなと思ったいたのですが、そうでもないようです。今回記事を書くにあたって他のスイミングスクールの事もちょっと調べたのですが、安い所だと1回(30分)$15というスクールもありました。
コメント