アメリカ版『ゴジラ vs コング』がオーストラリアで3月25日公開となりました。
ちなみに日本公開は5月14日です。
この映画の撮影はハワイ、オーストラリア、香港で行われています。
オーストラリアでの撮影はゴールドコーストのスタジオとブリスベンで撮影が行われており、なんとゴールドコーストのマイアミにあるMiami State High Schoolでも撮影が行われたようです。
こんな身近なところで撮影がされた映画を見るのは本当に楽しみですね。
ということで、さっそくハーバータウンの映画館に見に行ってきました。
※チケット代:$16(約1,350)
個人的評価
映画はもちろん字幕なんてなく全て英語でしたが、6割方聞き取れた感じでした。
とはいえこの映画、英語を半分聞き取れれば十分理解できるものだったのではないかと思っています。
さて、実際に見終わって、僕が評価するなら
★★☆☆☆
こんな感じでしょうか。
多分好き嫌いが分かれると思うのですが、僕的にはイマイチ。
これは英語を完璧に聞き取れなかったから、面白くなかったというわけではないと思っています。
良かった点、悪かった点
では、もう少し詳しく感想を書いていきます。
まず、良かった点です。
CGが凄くて、迫力満点でした。
このくらいしか良かった点が見当たらないです。
そして悪かった点。
僕はSF映画は好きだが、SF映画であってもありえない設定とかが嫌いです。
ゴジラやコングの存在自体もありえない設定ですが、これはSFなんで良いんですよ。これを否定してしまうとSF自体が成り立たないので。
僕が言うありえない設定とは、予告編でも最後の方にちらっと映っているんですが、コングがゴジラと戦うときに斧みたいなのを使ってるんですよね。この斧、コングの太古の住み家に元々あったものなんですが、コングに斧を作る能力があるとは到底思えません。じゃー誰が作ったのよ?って思ってしまいます。
さらにコングの太古の住み家には玉座みたいなのがあったり、コングの像っぽいのも一瞬映るんですよね。コングって所詮サルですよね。なんでそんなものがあるのよって思っちゃいます。
こういう設定を度外視した映画ってよくB級映画に多くて、あまり好きじゃないですね。
そして、もう一つ見てて微妙だと思ったのが、ゴジラです。
途中までは良かったのですが、最後の方でゴジラに人間味あふれる感情を持たせたような表現がされていました。コングに人間味があるのは類人猿なのでまぁいいとして、それゴジラにも必要か?っと思ってしまいました。ゴジラって恐竜か爬虫類かなのかはよくわかりませんが、人間味のある感情は不要じゃないですかね。見てて違和感しかありませんでした。
気になったキャスト
小栗旬
小栗旬が『GODZILLA ゴジラ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎の息子役『芹沢蓮』として出演しています。
オーストラリアという地で、ハリウッド映画を見たときに知っている日本人がでてくると、それだけでなんだか嬉しくなっちゃいます。
彼も当然撮影のためゴールドコーストに来ており、僕は見かけていないが、マーメイドビーチにあるラーメンMUSO(無双)にスタッフを連れていったと聞いています。その時はなんの撮影なのか知らなかったが、この映画だったんですね。
ミリー・ボビー・ブラウン
名前を聞いてもまったくピンとこない人がほとんどかと思いますが、ネットフリックス配信の『ストレンジャー・シングス』に出てたイレブン(エル)役の子と言えばわかるのではないでしょうか。
『ストレンジャー・シングス』の頃と比べて確実に成長していました。そりゃそっか…
この子が、最初から最後までちょくちょく出演しておりましたが、映画の中での役割がいまいちよくわかりませんでした。
ちなみに、映画の冒頭でこの子が学校にいるシーンが映るのですが、その学校がMiami State High Schoolではないかと思っています。もし違ったらゴメンナサイ。
まとめ
僕的には微妙な出来だった『ゴジラ vs コング』。
周りで見ている人がまだあまりいないようなので、他の人の感想も気になるところです。
一緒に行った息子は『鬼滅の刃 無限列車編』より面白かったと言っておりましたので、本当に好き嫌いが分かれそうな映画ではあるなと思いました。
コメント